後腐れもない関係性

まだ20代前半の時、ちょうど特定の彼氏がいなかったので色んな異性と食事に行っていた。大学時代の先輩や知人の紹介、バイト仲間など。
フリーを一番謳歌していたといっても過言じゃない時代だった。

お酒が入ると自然と距離が近くなり、さらに奢ってもらうと見返りを求められる。もちろん受け付けない相手も中にはいたが、そういう相手との食事は1度限りなのでそれ以上になることはなかった。何度か食事に行き、そういう関係になれば私の方が冷めていく。
なぜなら本気になったら傷付くことを知っているから。

そういう関係の人たちの中で、好きになった人もいた。本気で好きになったからこそ、求められれば素直に応じ、気持ちを伝えることはしなかった。感情をぶつける事によって、その人との繋がりがなくなることが嫌で、距離を置かれるのが怖かった。だから割り切るようにした。

一夜限りではなく、好意もなく、ただ寂しい時にその時間を一緒に過ごしてくれるだけの相手がある意味心地よかった。それがバイト仲間の一人だった。

バイト終わりに二人でご飯に行き、そのまま彼の家に泊まる。朝起きて普通に帰り、「ありがとう」とか連絡は特にしない。
またバイトで会って、暇があったら飲みに行き、彼の家に行くというお決まりのパターン。

それを繰り返し、お互いに相手ができればその関係は終わった。
彼氏彼女の関係がない分、後腐れもなく話し合うこともない。それがセフレの存在意義。

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